個人向けのタスク管理ツールである
「個人のタスク管理.xlsm」の特徴を2つ挙げます。
(ファイルのダウンロードはこのページの最下部です)
①個人用
②ガントチャート+週間カレンダーで今日やることを管理
です。
それぞれ解説します。
①個人用のタスク管理の仕組みです
このエクセルファイルはチームのプロジェクト管理には適しません(エクセルは共同編集に弱いため)。
あくまで、個人のタスク管理にフォーカスしてます。
余談ですが、チームのプロジェクト管理は今はオンラインのツールが沢山あります。
(無料のイチオシはhttps://repsona.com/ja/lp/free-ganttです。)
どうしてもプロジェクト管理をエクセルで行いたい場合は、より適したテンプレートが沢山ありますので、チームにあったものを探してみてください。
このタスク管理法で想定している人は
・大きなプロジェクトの歯車となっていて、これに加えて自分のタスクも抱えている人
・カレンダーやToDoリスト、タスク管理術などを使ってみたがいまいち合わなかった人
・タスクのやり忘れが多い人
このような人(→特に自分)に向けて作っています。
万人にあったタスク管理の手法はない、と「Your Time」という書籍で謳われていました。このツールも万人向けではありませんが、刺さる人がいたらうれしいです。
②ガントチャート+週間カレンダー
個人のタスク管理にガントチャートは向かない!
ガントチャートとはプロジェクトを管理するための横向きカレンダーの事です。
プロジェクト管理者側からすれば俯瞰と進捗管理には便利なのでしょうけど、個人が日々タスクを実行するのには向いてないと常々思っています。
個人が抱えるタスクはチームのプロジェクトの他にもあって、
やった事のないタスク、
飛び込みタスクなど様々なタスクと、
それに加えプライベートなタスクが同時進行しています。
個人の立場から見て、その日やる事、明日やる事、期限切れなどを俯瞰してリスケし、今日実行可能なスケジュールを組む。
これを目指して作成したエクセルです。
このエクセルにもガントチャートがありますが、
これはタスクの実行時に使うのではなく、
タスク置き場、長期の締切管理用に使うものです。
個人の仕事をガントチャートで管理している、と聞いた事がありますが、ゾッとしました。
精度の高い予定を立てて、複数のタスクを整理しながらガントチャートで今日実行できる状態にリスケできるって、脳のワーキングスペースはどんなに広いんだろう
と思ったからです。
そもそもガントチャートって用語もよくない。
WBSとかマイルストーンとかもなんか硬いイメージですよね。
このため、このエクセルでは、
ガントチャート部分を「月間カレンダー」
シート名を「InBox」と呼称します。
このInBoxとは、「受信箱」という意味で、
タスクを最初にいれる箱とイメージしてください。
ここに入れたタスクを
月間カレンダー(ガントチャート)にてタスクの細分化と期日管理を行い、
これを週間カレンダーに変換し、
今日とその前後のタスクを俯瞰し、
今日実行できるように整理→実行。
この流れにより、ただのタスク管理をタイムマネジメントにつなげる。
これが本エクセルファイルが目指すものです。
タスク管理には障害がつきものです。
例えば、
熟練度が低いうちは時間の見積もりが甘かったり、
不測の事態が起こったり、
飛び込みタスクが降ってきたり・・・。
こんな時、
整理を何度でもやり直しできる、
リスケしやすい、
という仕組みとなるように作ってみました。
皆さんにとっても使いやすいものであると嬉しいです。
ファイルのダウンロードはこちら
こっちが入力例付き
これがマニュアル